リエゾンを聴きとれるのは自分がリエゾンを発音できるから

リエゾンを聴きとれるのは自分がリエゾンを発音できるから

ロサンゼルスというアメリカの都市があります。

 

でも、正確に発音すると 【ロサンゼルス】ではなく
【ロスアンゼルス】が正解。

 

しかし、アメリカ人は会話の中で話しやすくするために、
単語のお尻と次の単語の頭をつなげてしゃべるのです。

 

do not はどう発音しますか?
【ドゥ ノット】 とはあまり言わずに 
【ドント】 と略して発音します。

 

もしこれを、普段から杓子定規に【ドゥ ノット】
発音していたらどんな問題がおこるでしょうか。

 

外国人が You don’t have a dog. と言ったとしましょう。
まず間違いなく【ドント】と略して発音します。
しかし、これを聞いたあなたはヒアリングができないでしょう。

 

つまり、英語力(この場合はヒアリング)を上げるには、
表記された英語をそのまま読むだけではなく、
ネイティブは実際にどう発音するかを勉強する必要があるのです。

 

とくにアメリカ人にはこの傾向が強く出ます。
イギリス英語は比較的聞き取りやすいのですが、アメリカ英語を
苦手とする人が多いのはこれが理由の一つではないでしょうか。